以前、FAXを持っていなかった頃、FAXを買うかどうかすごく悩んだ。

なぜならば、FAXを設置すると、紙とトナーが必要であり消耗品で支出がかかるのがイヤであったから。無駄な紙は環境のためにも使いたくないという建前もある。なのでFAXを買うにしても、メモリー受信できるFAXにしたかった。

Canon FAXPHONE CF-SL75みたいなものがそのような機種になる。（なぜCanonなのかは、別途説明）

メモリー受信とは、FAX受信したものを、紙に出力せず、まず、液晶画面で受信内容を確認し、必要なときだけ紙で印字する機能のことだ。それならば、無駄に紙やトナーを使用しなくてすむ。

しかし、受信内容を液晶で確認するので、液晶が大きい。FAXの価格が高くなる。安ければ１〜２万であるのに・・。

そこで、液晶が大きいのは断念して、メモリー受信して、それをネットワーク（LAN）を介して、パソコンに取り込むFAXはないものかと探したがない（当時はなかった。今はあるのかな？）あるとしても、LANつきのFAXになるのでこれまた高価になることが予想され、断念。（複合機ならありそうでなさそう）

そんな中、見つけたサービス、D-FAX。

このサービスを申し込むと、020ではじまるFAX番号がもらえる。その番号にFAX送信してもらえば、受信内容をメールの添付資料として送ってくれるものである。しかも、登録料無料。（三ヶ月位、FAX受信がないと登録が削除される可能性があるらしい）

どこで、料金が必要かというと、FAXを送信する人の通話料が少し高く設定されていてそこで収益を得ているようだ。なので、FAXによるダイレクトなチラシなどが来ても、送る側に料金がかかるが、私の方は、メールがくるだけなので紙もトナーも消耗しない。

困るのは、パソコンを常時立ち上げておかないと、FAXがきたかどうかが分からない。また、こちらからFAXを送信できないというのが欠点である。パソコンとスキャナーとFAX送信ソフトがあれば出来なくはない。事実、iMacのMacOSX10.3標準でFAX送信機能があり使用したこともある。

が、しかし、この機能が不安定で、受信側のFAX機器によっては送信できないこともあるとのことで、結局、FAXを購入することにした。

PANASONIC パーソナルファクス(子機1台付き) KX-PW501DL-S
送信専用なので、もらい物などあればそれでもよかったのだが、その時、使用していた電話の留守電がテープ式で、留守電を録音できない時があり困っていた。その上、古い機種のため、子機のバッテリーが取り寄せである上、すごく高かった。保守品がなくなれば取り寄せも不可になるのが容易に推測できた。（元家電メーカ勤務だった私）

この際、電話機の買い替えも含めて「メモリーで留守電を録音する電話付普通紙FAX」を購入することにした。ワイヤレスの子機はデジタル通信で、音声も鮮明な上、IPフォンでも支障なく使用できることを確認、普通紙にすることでビジネス的にも使用でき、受信した紙も裏紙として使用することを念頭にして購入を決めた。（FAX購入する時が、すごく調べた。それでも調べ切れなかった。SHARPでもよかったかな・・・。購入したFAXには満足しているが、もう少し安いものがあったかも・・・）